イタリアンパセリ |
ハーブ料理のこと
◆ハーブ料理が苦手、という方を何人か知っています。
とっても美味しいのになんで?と思って訊ねてみると、ハーブ料理に慣れないうちに、
量を多く使いすぎたのが原因であることが多かったようです。
バジルやオレガノなど、日本人には馴染みのないハーブの味と香り。
ハーブを使うことが日常になってくると、香りで食欲をそそられるくらい素敵な香り。
でも香りがプンプンするほど使わないで、隠し味ていどに使っても、
素晴らしい効果を発揮して、料理が一段とグレードアップすること間違いなしです。
慣れてきたら少しずつ量を加減するとして、最初は隠し味のつもりで使ってみると、
失敗もがっかりもしないし、ハーブ料理に抵抗を感じなくなると思います。
◆ハーブ料理のヒント
イタリアンバセリ
1番抵抗なく使えるハーブにあげられます。
★茎と葉を細かく刻んだものを塩・胡椒したチキンにまぶして焼いたら、
美味しいチキンのハーブ焼きの出来上がり。
★刻んだものをハンバーグの生地に練り込むと、肉の臭みがとれて、
いくら食べても胃にもたれない、美味しいハンバーグになります。
わたしは2枚作るのにお茶碗に山盛りくらいのイタリアンバセリを練り込みますが、
最初は5、6本のイタリアンバセリを刻んで混ぜると良いと思います。
★たくさん刻んで、いろんなスープの具として使っても。
★マーガリンに練り込むと、美味しいハーブバターになります。
これで、スライスしたジャガイモを炒めて塩・胡椒して、付け合わせやおつまみに。
タイム
香りが強くて持続するので、少量で充分です。
★魚のムニエルを作る時、バターやサラダオイルに1枝入れて先に炒めます。
タイムの香りが移ったら取り除いて、魚を焼きます。
★イワシのはらわたを取り除いたお腹に、2、3本のタイムを詰めます。
これを塩・胡椒してサラダオイルで焼くと、とっても美味しい香草焼きの出来上がり。
これはハーブ嫌いな方でも喜んで食べられる1品です。
イワシの香草焼きは、衣を付けてフライにしても美味しいし、
薄力粉をまぶしてバター焼きにしたり、バリエーションが楽しめます。
わたしはイワシの香草焼きを食べたくて、タイムを育てているほどです(笑)
バジル
バジルを使ったハーブ料理は、好き嫌いがはっきり分かれるようです。
★トマトを使ったパスタの香り付けに使うと、味がとても良くなります。
苦手な方は具を炒める前に、バジルをオイルで炒めて取り除きます。
そうすると風味だけがオイルに移るので、パスタがぐんと美味しくなります。
慣れてきたら2、3枚ちぎって、パスタのトッピングに使ってみて下さい。
★市販のピザも、バジルの葉をちぎったものをのせて焼くと美味しくなります。
★スライスしたフレッシュトマトに、みじん切りしたタマネギと、
細かく刻んだバジルをトッピングして、イタリアンドレッシングをかけたサラダは、
バジルの苦手な方でも美味しく召し上がれます。
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