葡萄紅(プタオホン) |
バラを植える
◆バラを植える時期
大苗は12月に入ってから植えつけて、遅くとも2月には植えつけを終わらせます。
園芸店では10月頃から大苗の販売をしていますが、
バラを植えるのが早すぎると、翌春に良い花が咲いてくれませんし、
遅すぎると根が育ちません。
10月、11月はのんびりじっくり、バラを選ぶ時間に当てて下さいね。
そして12月になったら選んだバラを購入して、日を置かずに植えつけましょう。
4月から5月にかけては、新苗のバラを植える時期です。
接ぎ芽が外れやすいので、接ぎ芽の下側を持つように気を付けます。
開花鉢については、真夏を除けばいつでも植えつけられます。
休眠期以外は根鉢を崩さないように気を付けて下さいね。
もしも崩れてしまったら、半分ほどの高さに切りつめた方が無難です。
◆地面にバラを植える
1、 直径、深さともに50cmくらいの穴を掘ります。
掘った土に大きな石が混ざっていたら、取り除いて下さい。
この土に乾燥牛ふんや完熟した腐葉土などを混ぜて、土壌改良しておきます。
2、 土壌改良した土を3分の1ほど穴に戻します。
休眠期であれば、ここに元肥となる油粕や骨粉を入れてよく混ぜておきます。
さらに少し土を戻して、元肥を覆って下さい。
肥料が直接バラの根に触れると、根が傷んだり枯れる原因になります。
3、 根を広げるようにして、接ぎ芽が地面の高さになるように苗を置きます。
残った土を戻しますが、接ぎ芽が地面から出るように気を付けて下さいね。
4、 バケツ1杯分くらいの水をゆっくり浸みこむのを見ながらあげます。
水が引いたら、乾燥牛ふんや完熟した腐葉土などでマルチングします。
あとで困らないように品種名を書いたプレートもお忘れなく、ね。
◆鉢にバラを植える
1、 鉢の底に必ず網を敷きます。
網を敷かないとここから害虫が入り込んでしまいます。
2、 鉢底にゴロ石を敷きます。
ゴロ石の他、長繊維ピートモス、細かい炭、大粒の赤玉土などでも。
わたしは炭を使うのが一番好きです。
炭の効果で根の張りが良くなる気がします。
3、 乾燥牛ふん2:腐葉土2:赤玉土(小粒)6 をよく混ぜた土を作ります。
この土を鉢に3分の1ほど入れて、根を広げるように苗を置きます。
接ぎ芽の下までさらに土を入れて水をたっぷりあげます。
4、 鉢の場合もマルチングをしておくと安心です。
鉢植えの場合、元肥は入れません。置き肥を月に1度のペースであげます。
どうしても元肥を入れる場合は、マグァンプKなどの緩行性肥料を使いましょう。
そして、できれば毎年、最低でも2年に1回は土を取り替えて下さいね。
ミニバラなどの小さな鉢は土が少ないので、毎年植え替えてあげます。
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